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ラサジリンの作用機序・特徴

ラサジリンはMAOB阻害薬と呼ばられるパーキンソン病治療薬である。

パーキンソン病の患者は脳内におけるドパミンの量が減少している状態である。ドパミンは運動機能に関与する神経伝達物質なので、ドパミンが不足してしまうことによって、体が上手く動かなくなってしまうのだ。

通常、ドパミンは脳へと放出され、運動機能に関する情報の伝達をし終わったあと、MAOBと呼ばれる酵素によって分解される。その結果、この酵素によってドパミンが分解されることによって、脳内のドパミン量が徐々に減少してしまうのである。

つまり、MAOBを阻害してしまえばドパミンの量が減らなくて済むのだ。このような考えに基づいて開発されたのが、ラサジリンである。ラサジリンはMAOBを阻害し、ドパミンの分解を抑制することによってパーキンソン病の症状を改善する。

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◎ラサジリンの特徴
・世界53カ国で承認されている

 ラサジリンは世界53カ国で承認されている。海外においては、単独療法とレボドパとの併用療法の2つが認められているパーキンソン病治療薬である。(週刊 薬剤師日記)